特別支援学級在籍児童は増加傾向が続いています。 放課後等デイサービスのフランチャイズ
文部科学省の令和元年度の調査によると、
特別支援学級を設置している小学校の割合は83.4%、
中学校では77.8%となり、多くの小中学校で特別支援学級の
設置が進んでいることがわかります。
そして、特別支援学級に在籍している児童生徒の数は全国で
278,140人で、その数は年々増加し続けています。
特別支援学級では、障害を持つ子ども達がそれぞれに能力を
最大限に発揮し、安心して学習ができるように様々な工夫が
されていて、定員も8人という少ない人数に定められています。
少人数での教育環境なので、1人1人のニーズに合った環境や
学習内容で活動に取り組むことができるようになっています。
必要に応じて、各教科の目標や内容を下の学年のものにしたり、
各教科を知的障害特別支援学校のものにしたりすることもあります。
これは、通常学級では受けられない対応で、特別支援学級に
在籍することで受けることができる支援になります。
また、特別支援学級に在籍しているといろいろな友達と関わる
経験ができないのではないかという心配もあるかもしれませんが、
小中学校や特別支援学校の学習指導要領には、
障害のある子ども達とない子ども達が活動を共にする機会を
積極的に設けるようにと示されています。
それによって、例えば朝の会や帰りの会、体育や音楽の授業、
給食の時間などは通常学級で過ごすというように、
通常学級と特別支援学級を行き来するといった交流も
積極的に取られていて、その子に合った形で学校生活を
送ることができるようになっています。
小学校に入学するにあたっては、地域によって違いがありますが、
大体4~6月頃に特別支援学校や特別支援学級などへの就学を
考えている保護者向けの説明会が行われることが多いです。
その後7月~9月頃には就学相談があり、そこで相談員と保護者で
面談をして就学先を決めていくという流れになります。
その後、就学時健康診断というものがあり、身体検査と発達検査、
知能検査などが行われます。
中には、この時の検査でお子さんの発達の遅れや障害について
気付くというケースもあります。
発達障害は、持っている特性や症状の現れ方、程度などが
人によって違い、気付く年齢もきっかけも様々です。
大事なことは、支援が必要な子ども達がきちんと支援を受けられる
ということです。
もし毎日の生活の中で困り事が多く悩んでいるのであれば、
できるだけ早い段階で気付いて支援をし、困り事を減らして
あげなければいけません。
また、今後必要になる多くのスキルを、自分に合った方法で
自分なりに身に付けていけるようなサポートも必要です。
私たちは、そのために放課後等デイサービスで療育活動を
行なっています。
子ども達1人1人が、療育を楽しく継続しながら着実に力をつけて
いけるように、独自の運動療育プログラムを提供しています。
子ども達が今後社会の中で自立し、夢や希望を叶えながら
充実した生活を送っていけるように、早期の支援と継続的な
サポートで支えていきたいと思います。
私たちの教室は全国にフランチャイズ展開していますので、
放課後等デイサービスの教室運営に興味をお持ちの方は、
ぜひ「お問い合わせページ」よりご連絡・ご相談ください。