混同しやすいADHDとアスペルガー。それぞれに対処法が違います。放課後等デイサービスのフランチャイズ
ADHDとアスペルガー症候群は、どちらも知的な遅れはなく、
症状が似ていたり、合併していることもあるので混同しやすい発達障害です。
しかし、それぞれに対処法が異なるので注意が必要です。
ADHDの主な症状は「多動性」「不注意」「衝動性」の3つです。
アスペルガー症候群の主な症状は「コミュニケーションの問題」
「対人関係の問題」「興味の偏りや強いこだわり」といった症状です。
どんなところが違うかというと、まず対人関係では
ADHDの人は遅刻や忘れ物が多かったりケアレスミスによって
相手を怒らせてしまうことがよくあります。
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ただ、人の気持ちは理解できる点がアスペルガーと違います。
アスペルガーでは人の気持ちを読むことが困難なので、
悪気はなくても空気を読まない発言や態度をしてしまうので、
相手を怒らせたり傷つけたりしてしまいます。
あいまいな表現や暗黙のルールはわからないので、
対人関係を築いていくことが困難です。
他にも、集中の仕方や仕事の進め方、運動の苦手さやや感覚過敏など
いろいろな症状が異なります。
関連記事:アスペルガー症候群の3つの特徴|最適な改善方法とは
ただ、発達障害の診断は難しいとされているので混同しやすいのです。
どちらの発達障害であっても、その子の障害の特性を周囲が正しく理解し、
それ応じた適切な対処をしていくことが大切になります。
私たち「こどもプラス」の放課後等デイサービスのフランチャイズでも、
子ども達一人一人の特性をしっかり見極めた支援を心がけています。
子ども達の5年後10年後を見据えたサポートをしていきたいと思っています。