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発達障害ではICTのメリットデメリットを受けやすく支援が重要です。 放課後等デイサービスのフランチャイズ

最近は、子ども達も自分のスマートフォンやタブレットを持ち、
調べ物をしたり、SNS、ゲームなどを利用することが多くなりました。
そんな中で、子どものゲームやネットとの付き合い方について
考える機会も多くなっています。
「ゲーム障害」という言葉もよく聞かれるようになり、
実際に「子どもがゲームやネットをやり過ぎている」と感じている
保護者の方も多くいることがわかっています。
また、危険なサイトにアクセスしてしまったり
高額な課金、SNSでのトラブルなどに巻き込まれないか心配、
という声も多い中、対策し切れていないという現状もあります。

ですが、ネットやゲームは必ずしも全てが悪ではありません。
付き合い方によって、メリットもあればデメリットもあります。
どうしてもデメリットばかりが注目されがちですが、
メリットには、例えば情報サイトで自分の興味関心を深めたり、
音声入力や読み上げ機能などの機能を使えば
自分の苦手な部分をカバーする手立てとしても使えます。
また、文字でのやりとりは考えながら打つこともでき、
コミュニケーション面で苦手さのある子にとっては
便利なコミュニケーションツールになります。

そして、新しく文科省が定めた新学習指導要領の中には、
「情報活用能力を育成する」ための具体的な目標や内容が
盛り込まれていて、その中には、「プログラミングする力」や
「情報を見つけて整理・分析する力」など子ども達が今後の
社会生活において必要不可欠な多くの項目があります。
これらの力を身に付けるには、ICT機器の使い方を家庭でも
教え、一緒に楽しんだりしながら、生活の向上につなげていける
ような教育が必要になります。

ICTは、うまく使うことができれば楽しむだけでなく
発達障害の特性による苦手さを補ってくれたり、
今後の社会で生きていくために必要なスキルを効率よく
身に付けられたりと、とても有利なものになり得るのです。

まずは安全に使うこと、そして使い過ぎないリテラシーを
子どものうちからしっかりと身に付けられるように、
一緒に約束事を作ってそれを守ってもらうことが大切です。
ですが、ゲームやネットは大人でも依存してしまう人が
いるほど刺激が強いものです。
ここでの約束を、子どもが最初からきっちり守れることはないと
考え、しっかりとサポートしてあげることが大事になります。
そして、約束を守れることはもちろん大事なことですが、
守れなかったからといって急にやめさせたり取り上げてしまうと
親子の対立を深め関係悪化にもつながってしまうので、
よく話し合い、本人の同意に基づいた約束事を
作ることがとても重要です。

そして、約束を守れたという成功体験を1つ1つ積み重ねて
いくこと、その他にも現実の世界での楽しいことや
好きなものを増やして、ゲームやネットにのめりこまないように
継続的に支援をしていくことが大切です。
特に発達障害を持つ子ども達では、脳の特性によって
メリットもデメリットも大きく出やすいといえるので、
より丁寧なサポートが必要です。

家庭だけでは難しいことも多いので、私たちも一緒に
サポートしながら、療育活動で子ども達の将来につながる支援を
していきたいと思っています。

私たちは放課後等デイサービスの教室をフランチャイズ展開し、
発達障害やその特性を持つグレーゾーンの子ども達、
その他障害を持ち支援を必要としている子ども達に療育活動を提供し、
将来的な自立や社会参加につながるように支援・サポートをしています。
放課後等デイサービスの教室運営に興味をお持ちの方は、
ぜひ「お問い合わせページ」までご連絡・ご相談ください。

 

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