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発達障害特性は学力不振につながりやすくサポートが重要です。 放課後等デイサービスのフランチャイズ

発達障害の一つであるLD(学習障害)は、
知的な遅れはなく、読む・書く・聞く・話す・計算、推論する
といった能力のうち、1つまたは複数で極端な苦手さが
見られるのが特徴です。

単独で発症する場合もあれば、ASD(自閉症スペクトラム)や
ADHD(注意欠如/多動性障害)など他の発達障害と合併していることも
多くあります。

学習障害による困りごと

「学習障害」という名前から、学校で勉強が苦手だっただけで
社会に出れば問題なくなるのではないかと思う方も
いるかもしれません。

ですが、文字の読み書きも、人の話を聞いたり、人に伝えたり、
計算や推論することも、日常生活の中ではどれも必要不可欠な
能力で、どれかができないだけでとても不便だったり、
生活で困ることが多く出てきてしまいます。

例えば、読み書きの苦手さがあるディスレクシアでは、
まず文章を読もうとした時に、文字が歪んだり霞んで見えて
しまったり、鏡文字や逆さまに見えてしまうなどの
見え辛さの問題があります。

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発達障害による読み聞きで生じる問題

さらに、文字を1つ1つ読んでしまう、
単語や文節の区切りがわからない、行を飛ばして読んでしまう、
文末を変えて読んでしまう、文字間や行間が狭いと目で
追えなくなってしまう、似た形の字を読み間違えてしまう、
など様々な症状があります。

これらの特性は、文字を書くことにも影響してきます。

こうした症状によって、文章を読むだけでもかなりの労力を
要するので、その意味を理解しながら読むことはとても困難です。

その結果、知的な能力に問題はないにも関わらず
生活面でも学習面でも「読めない」「理解できない」ことで
困ることがとても多くなってしまうのです。

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ASD・ADHDによる学習への影響

学習面の問題は、学校に通う子ども達にとって大事な問題です。
そして学力不振になりやすいのは、LDだけではありません。

ASDやADHDでも、それぞれの特性によって学習面に様々な影響があります。

例えば、
・ワーキングメモリーが低い
・注意力や集中力が低い
・興味が持てないことに取り組めない
・計画性がなく管理が苦手
・飽きっぽい
・切り替えが苦手
・指示が入りにくい(認知の違い)
・手先が不器用で道具がうまく使えない
・体幹が弱く姿勢を維持できない
・疲れやすい(感覚過敏や睡眠障害など)
・感覚過敏
こうした特性も、学校で授業を受けたり学習に向かう上での
困難さにつながり、学力に影響が出やすい要因になっています。

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発達障害の子どもの学力不振を解決するには

学力不振になると、自信や自己肯定感の低下、さらには不登校や
心身症などの二次的な障害につながってしまうこともあります。

そうした事態を防ぎながら、今後生きていくために必要なスキルや、
将来の可能性を広げたり、夢を実現するための力などは、しっかりと身に付けていけるように支援サポートが必要です。

発達障害で学力が低い悩みを改善に導く「こどもプラス」の運動療育

私たちの展開する放課後等デイサービスの教室では、
運動あそびによる運動療育を療育の主軸としていますが、
年齢や発達段階に応じて言葉の発達や学習サポートなどにも
力を入れています。

また、私たちが用いている運動療育プログラムは
脳科学に基づいて作られたもので、楽しく体を動かしながら
直接脳にアプローチをし、子ども達の成長発達を総合的に促します。

詳しい運動療育の内容は『注目される運動療育!療育の軸としての柳沢運動プログラム』をご覧ください。

やはり私たち人間の全てを司っているのは”脳”であり、
運動によって脳に良い刺激を与えることはとても重要なことです。

運動によって活性化するのは脳の前頭前野で、
ここは脳の司令塔と呼ばれている部分です。

脳は場所によって、言葉を話す場所、物を見る場所、音を聞く場所
というように担当する能力が分かれています。

そしてそれらを取りまとめ、判断・決定しているのが前頭前野なので、
そこに良い刺激を与えて活性化させてあげることは
全体のパフォーマンスを上げ、生産性を高めることにつながるのです。

こうした働きかけで能力アップがしやすい状態にし、
個々に合わせた療育活動を行なうことでより効果的に力をつけ
ステップアップしていけるように工夫しています。

【関連記事】運動療育によって脳の実行機能を高め学力や生活力向上につなげていきます。

私たちの放課後等デイサービスの教室は、全国にフランチャイズ
展開しています。

教室運営に興味をお持ちの方は、ぜひ「お問い合わせページ」からご連絡ください。

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