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特性とうまく付き合い活かしていくには支援が不可欠です。 放課後等デイサービスのフランチャイズ

発達障害は先天的な脳機能障害によるものなので、
その特性を治療などによって完全になくすということは
できません。

特性は成長に従って軽減したり、変化していくということは
ありますが、生まれ持った脳の特性なので
基本的には生涯付き合っていくものになります。

発達障害の一つ、ASD(自閉症スペクトラム)では
その症状や特性に個人差もありますが、
共通しているのは対人関係やコミュニケーションの
難しさと、強いこだわりがあるということです。

対人関係の面では、人に対する関心が弱く
他人との関わり方やコミュニケーションの取り方が独特です。

想像力の問題から、相手の気持ちやその場の雰囲気といった
目に見えない曖昧なことを推察することが苦手で、
暗黙のルールなども理解しにくいので、
事実や理屈に基づいた行動をとりがちです。

状況に合わせた臨機応変な対応が難しく、
悪気はなくても誤解も受けやすいので、
幼少期から良好な対人関係を築くことが困難です。

また、こだわりの面でもやはり小さい頃から
特定の物事やルールに強いこだわりを示し、
それが崩れると酷くパニックになったりします。

自分のやり方、ルーティーンなどを守ることに
強く執着し、一度身に付けたらそれを修正するのは
とても難しい作業です。

高い記憶力や集中力などで、何かに強い興味を持つと
その領域では周囲も驚くほどの能力を発揮したり
良い結果を出したりしますが、
一方で興味のない領域には全く手を出さないので、
苦手になりやすくその差が激しいといえます。

また、全てのASDの子どもに当てはまるわけでは
ありませんが、体の使い方がぎこちなく極端に不器用だったり、
感覚過敏や鈍麻など感覚の偏りもよく見られる特性で、
日常生活の中では様々な工夫が必要になってきます。

これらの特性は、生活をしていく中での困り感や
生き辛さにつながりやすいもので、
1人1人に合わせた療育活動でサポートをしていくことが
とても大切です。
また、適切な支援やサポートによって特性が本人の強みとして
将来に活かせる場合もあります。
かつての偉人や、著名人、有名人でも発達障害であることを
公表していたり、発達障害だったのではないかと
言われていることがよくありますが、
特性を能力としてうまく仕事や趣味で発揮し、
成果をあげたり充実した生活を送っている方もいます。

そのためにはやはり周囲の理解とサポートが欠かせないので、
個々に合わせた療育や対応で、困り事の改善や生き辛さの
軽減をしながら、子ども達を良い方向に伸ばしていけるように
関わっていくことが大切になります。
特に対人関係の問題は大きな悩み事になりやすいので、
丁寧なサポートが必要です。

また、支援は短期的ではなく、ライフステージに合わせた
途切れのない支援が必要です。
特性が目立ち始めたできるだけ早い段階から始め、
義務教育を卒業した後の進学や、その先の就労、
自立した生活に向けて、必要なスキルの習得や
自分の特性を補う対処法、困った時の対処法などを
しっかりと身に付けておけるように
私たちも先を見据えた療育を行っています。

放課後等デイサービスの教室には、今も多くの子ども達が
通い療育を受けていますが、自分に合った支援を
受けることで着実に成長しています。
発達障害は100人いれば100通りの特性があると
言われるので、1人1人の子ども達にその子のニーズに
合った療育を提供できるように常に心がけています。

教室では、子ども達が遊び感覚で取り組みやすい、
運動あそびによる運動療育を主軸として様々な療育活動を
提供し、言葉の発達や学習サポートなども
力を入れています。

療育は、本人が興味や自主性を持って行えることが
何よりも大事なので、そこも1人1人の特性や発達段階、
得意不得意、正確や興味などに合わせた工夫が
必要になります。

運動療育は、運動が苦手な子でも取り組めるような
プログラムなので安心して行えます。

詳しい運動療育の内容は『注目される運動療育!療育の軸としての柳沢運動プログラム』をご覧ください。

私たちの放課後等デイサービスの教室は
全国にフランチャイズ展開していますので、
教室の運営に興味をお持ちの方は、ぜひ「お問い合わせページ」よりご連絡・
ご相談ください。

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