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ADHDは脳の報酬系の機能が弱い傾向にあり適切な関わりが必要です。 放課後等デイサービスのフランチャイズ

最近では、発達障害児と定型発達児の脳には違いがあることが
わかっていますが、ADHDの子ども達は脳の報酬系の働きが
弱いといわれています。

ADHDの子どもを褒めても良い行動の動機付けにならない?

例えば定型発達の子は、良い行動を言葉で褒められると
嬉しいと感じ、良い行動の動機付けになります。

しかしADHDの子は、言葉で褒められただけでは喜びを感じにくく、なかなか次につなげていくのが難しいということがあります。

報酬系を通したADHDの病態理解に関する研究の1つでは、以下のように考えられています。

ADHDの病態モデルに報酬系回路を含めることで,

  • 報酬の強化が低下し報酬を魅力的と感じる効果が持続しない
  • 遅れて得られる報酬を待つことが出来ず衝動的に代替行動を起こす(遅延回避)
  • 短期的に報酬を得る選択肢がない場合は他の事象に注意を逸らして「待つ」感覚を紛らわそうとする

(引用:1.報酬系を通した注意欠如・多動性障害の病態理解|日本生物学的精神医学会誌 22 巻 4 号

このようにADHDの報酬系には特性があります。

ADHDの報酬系を鍛え、やる気を高める対策

ADHDの子ども達を褒める際は、行動特性を理解した上で、適切な伸ばし方をしなければなりません。

ただ言葉で褒めるだけではなく、約束を守れたり、ゴールを達成したり
何かができりした時には目に見える形でシールやご褒美をあげることが
報酬系を鍛え、やる気を高められる、有効な対策の1つです。

この方法では、目標を立ててそれに向かって行動するということの
練習にもなるので、個々に合わせた方法でうまく取り入れることがおすすめです。

1度では印象に残らないため、繰り返して行いましょう。

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