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就労支援で子どもの未来を拓く!2〜18歳まで一気通貫で携われる福祉事業 (FCオーナー様インタビュー:Olinaceちはら台・田邉繁明様)

田邉繁明様

こどもプラスは運動療育を基軸とした総合型の放課後等デイサービスです。

年々規模の拡大を続け、現在では全国に190ものフランチャイズ事業加盟店を擁します。その人気の理由を、フランチャイズ教室で成功を収めているオーナー様のお話をもとに考察します。

今回ご協力いただいたのは、千葉県市原市で児童発達支援・放課後等デイサービス「Olinaceちはら台を運営される田邉繁明様です。就労支援事業を行いたいという強い希望があった田邉様は、こどもプラスに加盟し、2歳から高校3年生までを対象に一貫した療育・支援を行っています。

田邉様のお話からは、障がいを持つ人たちの人生を長期にわたり支えていく情熱が感じられ、放課後等デイサービス事業の社会的な意義や、仕事のやりがいを強く感じられます。

これから放課後等デイサービスに参入される皆様にとって、田邉様のお話は、以下のポイントを考える良いきっかけになるでしょう。

  • 放課後等デイサービスの役割
  • ビジョンの策定とそれに向けた教室づくりの仕方
  • 子ども達との関わり方
  • 職員教育や、法人運営の在り方

こどもプラスはフランチャイズ事業本部として、田邉様が経営を行う基盤づくりをお手伝いしています。とくに中高生向けの就労支援・自立支援の豊富なコンテンツを提供できることは、こどもプラスの大きな強みです。田邉様のように長期的な支援を計画される方の力になれます。

本稿では田邉様のインタビューをもとに、こどもプラスが誇る幅広い年齢に対応したコンテンツや、教室づくりへの支援、円滑に事業を推進できる理由などを解説します。弊社の有する豊富なコンテンツや、フランチャイズ事業本部が一丸となって行う支援体制が理解でき、弊社へのフランチャイズ加盟を検討する材料にしていただけます。

1.福祉事業は「無限大の可能性への道しるべ」である

福祉事業は「無限大の可能性への道しるべ」である

Olinaceちはら台は2020年6月に千葉県市原市にオープンした、児童発達支援(以下、児発)・放課後等デイサービス(以下、放デイ)の教室です。2歳〜高校3年生まで幅広い年齢の子ども達を受け入れており、運動療育を軸に年齢と個性に応じた療育・指導を行っています。田邉様は、障がいを持つ人たちの人生を「一気通貫」でサポートすることを目標に掲げ、長期的なビジョンを持ち教室を運営されています。

今回のインタビューでは、こどもプラスに加盟してくださったきっかけや、弊社の支援体制、子ども達や職員への接し方、これからの教室づくりについてなど深くお話いただきました。言葉の端々からは子ども達への想い、福祉事業者としての責任感や未来への展望をうかがい知ることができ、放デイ事業の魅力を余すことなく感じていただけます。

1-1.「こんな素晴らしい教室をつくりたい」想いで加盟

はじめに田邉様がこどもプラスに加盟してくださったきっかけについてお話しいただきました。

――放デイ・児発の事業に興味を持たれたきっかけはなんですか?

田邉様:もともと弊社では就労支援を行いたいという強い想いがありました。放デイに参入することで「一気通貫」した支援が可能です。子ども達を放デイで育て、就労支援事業所を子ども達が大きくなった後の活躍の場にしたいという目標を掲げているのです。

Olinaceちはら台の運営会社である「キッズ・パワー株式会社」では、「就労のテーマパーク」構築を目標に掲げ、就労継続支援B型事業(※1)も開始されています。高校生で支援を終わらせるのでなく、長期にわたり繋がることができる場を設け、障がいを持つ方々の生活を根本的に支えています。児発・放デイはそのためのスタート地点なのです。

関連記事:需要が高まる!中高生を対象とした放課後等デイサービス

――数ある放デイFCの中で、こどもプラスを選択してくださったのはなぜですか?

田邉様:千葉県内で初めて「こどもプラス」のフランチャイズ教室を出店し、成功されているオーナー様とお話する機会がありました。教室を見学させていただいたのですが、お子様や職員の皆様の笑顔が輝いていてとても素敵でした。「私たちもこんな素晴らしい教室をつくりたい」という想いから、こどもプラスへのフランチャイズ加盟を決意しました。

田邉様は他教室の雰囲気を見てこどもプラスを評価してくださいました。このような形でフランチャイズ加盟店が波及していくことは、事業本部としても嬉しい限りです。

※1)就労継続支援B型事業:就労経験のある障がいを持つ方のうち、通常の就労が困難な方に対し、生産活動の機会や必要な訓練を提供する事業所。

1-2.ハードルが高い事業でもこどもプラスのサポートがあれば安心

Olinaceちはら台教室

契約締結後は許認可申請の手続きを始め、テナント探しや職員募集など、多くの場面で私たちがサポートをさせていただきました。田邉様からはお褒めの言葉を頂戴しております。

――弊社へのフランチャイズ加盟のメリットを感じた場面はありますか?

田邉様開所前のサポートで、許認可申請書類のことはもちろんですが、人材募集、テナント探し、経営面の助言と手厚い支援をいただきました。放デイや児発は許認可事業ですので、思っている以上にハードルが高いのですが、こどもプラスさんのサポートがあれば安心です。

こどもプラスでは開所の作業を協働する専属の担当者をはじめ、児童福祉法などさまざまな法律に明るい本部スタッフが、確実に許認可を取得できるよう支援します。また、人材募集や集客、営業のアドバイスも行い、万全のスタートを切れるよう尽力します。

関連記事:意外と大変!放課後等デイサービスの開所準備・集客の取り組みを徹底解説

――お力になれて光栄です。開所後のサポート体制はいかがですか?

田邉様:充実した職員研修や、キャリアアップに繋がる運動資格制度の実施、SVの方による定期的な巡回など、こどもプラスさんに加盟してよかったと思うことばかりです。

開所後は担当のSV(巡回専門員 ※注2)を中心に、各種研修やコンテンツの提供など、加盟者様の教室づくりを全力で応援します。

注2)SV:スーパーヴァイザー。本部所属の管理職員で、フランチャイズ加盟教室を回りながら、運営アドバイスや教室管理を行う巡回専門員。

関連記事:放課後等デイサービス開所後のサポート内容

1-3.子どもの将来の夢が見つかる教室

療育を進めるうち、田邉様はある保護者様からお手紙をいただいたそうです。そこには田邉様を感動させる言葉がありました。

――日々の療育の中で喜びを感じた経験を教えてください。

田邉様:あるとき保護者の方からお手紙をいただきました。「どうしてうちの子だけ手がかかるのだろうといつも心配で不安でした。子育てに追われつい子どもにつらくあたってしまい、自分が嫌になることもありました。しかし先生たちはうちの子をかわいいかわいいと言ってくださいます。うちの子の個性を認め、愛情を持って接してくださるので、私も次第に子どもの個性を尊重し、ありのままを受け入れようと思うようになりました。先生たちのおかげで、私も見る目が変わりました」と書かれていました。私も職員も大変に感動し、泣いている職員もおりました。

保護者支援は放デイの大切な役割の一つです。厚生労働省が公表する「放課後等デイサービスガイドライン」(注1)にも、「保護者が子どもと向き合うゆとりや自信を回復する支援」を担うべき旨が明記されています。田邉様の教室は日々の療育をとおし、見事にその役割をまっとうしたのです。

さらに嬉しいエピソードは続きます。

田邉様:ある生徒が「自分の将来の夢が見つかった」と先生に教えてくれました。その夢は、なんと「大きくなったらこどもプラスの先生になりたい」というものだったのです。

職員の方々にとって、これほどやりがいを感じられる言葉はないでしょう。療育の効果で心身ともに成長した子が、嬉しそうに夢を話してくれるのです。しかもそれが、普段接する先生達の背中を追うものであれば、嬉しさもひとしおでしょう。

田邉様:子ども達や保護者様からの言葉は、私や職員にとって大切な宝物です。

1-4.苦手を克服し胸を張ってダンスやお遊戯ができるまで成長

仕事のやりがいについて、田邉様は言葉を続けられます。あるとき、明確に子ども達の成長を実感できる場面があったそうです。

田邉様以前、市の特別支援学級のお子さんの発表会を見に行ったことがあります。うちの教室に通う生徒も何人か参加しました。通い始めは人前に立つことが苦手だったり、体を動かすことがあまり好きではなかったりと、随分心配しました。その子たちが、発表会では胸を張って一生懸命ダンスやお遊戯をしていました。とても上手で、今でも子ども達の笑顔や一生懸命な姿を鮮明に覚えています。今でもこの話をすると涙が出そうになります。

日々の療育で運動神経が向上したことで、子ども達はポジティブに新しいことに挑戦するようになります。小さな成功体験を積み重ねることが、発表会という大きな場での子ども達の頑張りに結びついたのでしょう。田邉様同様、下支えをする私たちにとっても嬉しいエピソードです。

1-5.どんな子にも才能はある。その才能を見つけて伸ばすことが使命

このようなエピソードを経て、田邉様は放デイの運営を次のように総括されます。

――この事業はどのような事業だと感じていらっしゃいますか?

田邉様:子ども達の「無限大の可能性への道しるべ」だと思います。どのお子さんにも才能があります。その才能を見つけて伸ばすこと、それは私たち福祉従事者の使命だと思っております。

さらに、今後の教室づくりについても方針を語ってくださいました。

田邉様:子ども達の才能を見つけ伸ばすためには、職員一人ひとりの力が必要です。どんなに優秀な人でも一人の力には限界があります。協力しあわなければなりません。サッカーは適正ポジションでプレーします。どのポジションにもその役割と必要なスキルがあって、チームとして戦います。これはビジネスでも同じだと思います。チームの誰かが困っていたら周りの職員が助ける。苦手なところがあればチームで補う。そのような姿勢を大切にしながら、日々業務にあたっていきます。

2.成功したオーナーが感じる、こどもプラスの魅力

成功したオーナーが感じる、こどもプラスの魅力

田邉様のお話から見えるこどもプラスの特長は、以下の3点に集約できます。

①幅広い年齢に対応できるコンテンツ

とくに中高生向けコンテンツの充実

②開所前後の充実した支援体制。

とくに許認可申請など専門的な部分での尽力

③教室づくりを円滑に行うための協力

この章ではこどもプラスが誇るこれらの特長について解説します。弊社では加盟者様の希望に沿った教室づくりを支援します。

2-1.就労支援や自立支援など中高生向けのコンテンツを導入するメリット

田邉様の目指す未就学児から就労支援までの一貫した教室づくりは、こどもプラスが理想とする形の一つです。とくに中高生向けのコンテンツは、今後ますます充実させるつもりです。

中高生向けのコンテンツを推進することには理由があります。放デイは参入事業者が増え、小学生向けの教室は競争が激しくなっているためです。中高生向けの自立支援や就労支援は、提供できる事業所が少なく、需要を喚起しきれていないのが現状です。

厚生労働省の「障害児通所支援の現状等について」(注2)によれば令和元年時点での放デイ・児発の利用率は、ピークの5歳児が人口比3.7%なのに対し、17歳はわずか0.9%です。こどもプラスは中高生向けの強力なコンテンツを所有するため、参入の勝算は大きいと言えます。

弊社が保有する中高生向けのコンテンツは以下のとおりです。

■VRを活用した就労トレーニングの例

・面接の練習

・職業体験

・電話応対練習

■自立支援の例

・公共交通機関を使った自主登校

・社会体験・外出訓練

■就労や進学に繋げるコンテンツの例

・プログラミングやロボットプログラミング

・パソコン入力

・webデザイン

・ドローン

・現代アート

・写真加工

・Amazonでの販売技術

こどもプラスでは保護者様・利用者様からのご要望を元に、グループ会社の力を借り、「あったら嬉しい」コンテンツを次々と開発しています。中高生は将来の目標に応じた多様性のあるコンテンツが必要とされる時期です。他社にはないさまざまなコンテンツがこどもプラスの魅力です。

より詳しい中高生向けコンテンツの内容は、既出のコラム『需要が高まる!中高生を対象とした放課後等デイサービス』をご覧ください。

2-2.許認可事業はなにが難しいのか?こどもプラスが円滑に推進できる理由

田邉様は、放デイは「許認可事業」であるためにハードルが高いとお話しされていました。放デイは第二種社会福祉事業で、都道府県や市町村など指定権者からの許認可を得なければ運営できません。一日の利用者数に応じた「給付費」が国保連(国民健康保険団体連合会)から支払われ、それが収入の大半です。放デイの運営には社会福祉事業としての確かな効果が求められ、児童福祉法などさまざまな法律に基づき、人員配置やテナントの基準が規定されているのです。

このような仕組みを知らずに手弁当で作業を進めると、許認可が下りずお金と時間が無駄になります。開所時期が遅れ、収益がない期間を生む可能性もあります。

こどもプラスが難しい作業を円滑に推進できるのは、以下の理由からです。

  • フランチャイズ事業本部のスタッフが、自治体職員に比肩する知識を持っている
  • これまでいくつもの加盟店の開所をお手伝いした経験がある
  • 全国展開しているため、さまざまな自治体とやりとりをした経験がある
  • 許認可申請に必要な書式が揃っており、加盟者様にそれを無料でお渡しできる

これまで190ものフランチャイズ加盟店の開所を手がけてきた中で、許認可が下りなかったことは一度もありません。専属の担当者はもちろん、SVやフランチャイズ事業本部のスタッフが一丸となって加盟者様を支援いたします。

より詳しい情報は、以下のコラムでお伝えしております。ご参照ください。

▼放デイの物件選び・申請方法

放課後等デイサービスで許認可の取得は難しい?物件の選び方や申請方法

▼放デイの開所準備・集客方法

意外と大変!放課後等デイサービスの開所準備・集客の取り組みを徹底解説

2-3.個性を見つけ伸ばす療育で子ども達が大きく成長する教室づくり

田邉様のお話でとくに印象的だったのは子ども達の成長です。田邉様は「どの子どもにも才能がある。それを伸ばすのが使命」と語っておられます。多様性を尊重し個性を伸ばす療育を行う姿勢が、子ども達の成長に大きく寄与しているのでしょう。

こどもプラスでは、個性を伸ばすさまざまなコンテンツを用意し、どのようなご要望にも対応します。発達障がいの子ども達はなにか一つのことに特出した才能を見せることが多く、それを発見し適切に伸ばすことは大きな成長に繋がります。2-1でご紹介した「就労や進学に繋げるコンテンツ」は、「好き」を発見し個性を伸ばすことにも大きな役割を果たします。

また、田邉様がおっしゃるように、個性に寄り添った療育を行うには、職員一人ひとりの力が重要です。じっくりと子ども達と向き合い、その子の持つ能力を見抜く必要があります。こどもプラスでは、以下のご協力を行い加盟教室の職員様に寄り添います。

  • 動画を利用した職員研修の実施
  • 日々の運営や療育に必要な書式の提供による負担の軽減
  • 適切な職員配置の提案

職員の皆様のスキルアップに貢献すると共に、できる限り円滑に事業が進められるよう事務作業を支えます。さらに職員配置を適切に行う提案を行うことで、常に質の高い療育を提供できるよう留意します。地域で一番の教室として真に子ども達の人生に貢献できるよう、私たちフランチャイズ事業本部は支援を惜しみません。

▼ほかのインタビュー記事を見たい方は、こちらをご覧ください。

こどもプラスが目指す、未来の姿に感動。強みが明確だから営業しやすい』(こどもプラス両国教室|株式会社NEXUSの代表取締役・須藤学様へのインタビュー)

業界未経験でも開所すぐに80%の集客に成功!こどもプラスブランドの強さ (Funny-Funny こどもプラス西八王子教室・下會所希望様へのインタビュー

さいごに

勉強をする子供と指導する先生

児童発達支援・放課後等デイサービス「Olinaceちはら台」を運営される田邉繁明様は、未就学児から就労支援まで、一気通貫で子ども達にかかわることを目標にこどもプラスのフランチャイズに加盟してくださいました。田邉様の教室では職員一人ひとりが子ども達の個性を発見し、それを伸ばす療育を行っています。療育の成果は目に見える形で現れ、夢を発見する子、苦手を克服する子など、成長のエピソードには事欠きません。

田邉様のお話からは、以下の点をこどもプラスの特長として導出できます。

  • 障がいを持つ方への一気通貫した支援を実現させる、幅広い年齢に対応できるコンテンツ
  • 事業を円滑に進めるため、職員研修や書式の提供などのサポートを実施
  • 許認可申請やテナントの選定など、専門性を有する部分での適切な支援

こどもプラスが保有するコンテンツならば、未就学児から高校生まで、あらゆる年齢の子ども達を支援できます。放デイの市場では、まだまだ中高生を対象にした教室が少なく、需要を喚起できていません。利用者や保護者からの要望をもとにコンテンツを開発できるのは、こどもプラスならではの特長です。

個性に応じた療育を提供するには、職員一人ひとりが子ども達をしっかりと見つめる余裕も必要です。こどもプラスでは動画研修で職員のスキルアップを図ると同時に、職員の負担軽減のために書式の提供などの支援も行います。またSVが定期的に教室を巡回する中で、より良い療育を提供するための職員配置の提案を行います。

もちろん、徹底した支援は加盟契約直後から開始します。手弁当で進めるには難しい許認可申請書類の作成やテナントの確保など、専門性の高い部分はすべて弊社に頼っていただけます。専属の担当者のほか、SV、フランチャイズ事業本部が一丸となり、加盟者様を支えます。

あなたも田邉様のような、素晴らしい教室づくりをしてみませんか?放デイへの参入を検討されている方やフランチャイズ事業に興味のある方、「やりがいのある福祉事業」への参入を模索されている方は、こどもプラスへのフランチャイズ加盟をぜひご検討ください。大きな志を全力で応援し、成し遂げたい事業を形にするお手伝いをいたします。

参考文献

注1)厚生労働省 「放課後等デイサービスガイドライン」 https://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-12201000-Shakaiengokyokushougaihokenfukushibu-Kikakuka/0000082829.pdf 2022年5月23日

注2)厚生労働省 「障害児通所支援の現状等について」 https://www.mhlw.go.jp/content/12401000/000801033.pdf 2022年5月24日

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