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成功する児童発達支援・放課後等デイサービス教室の共通点

児童発達支援・放課後等デイサービスの開業までの流れについて、全3回でお伝えしています。

今回の記事では、保護者や利用者から選ばれる教室作りについてお届けします。

 

児童発達支援や放課後等デイサービスの教室は、障害を持つ子ども達が療育を受ける場所です。

一般的な習い事や塾とは違い、教室内にはより安全に落ち着いて活動ができるような工夫や配慮が求められます

 

実際に、保護者が教室選びにおいて効果の高い療育だけでなく、子どもが安全に楽しく過ごせることも重視しています。

そのため、利用者目線で環境や体制を整えることが適切な教室運営においては欠かせません。

 

シリーズ1回目・2回目の記事はこちらからご覧ください。

 

▼シリーズ1回目:物件の探し方

児童発達支援・放課後等デイサービスの物件探しで失敗しない4つのポイント

 

▼シリーズ2回目:集客活動・人員採用ノウハウ

「児童発達支援・放課後等デイサービスの集客戦略を徹底解説」

利用者目線の教室作り

放課後等デイサービスのような福祉施設は、社会貢献度が高い事業なので周囲からの注目が高く、良い評価もされやすくなります。

しかし、経営をしていく上で絶対に忘れてはいけないことは利用者目線の教室作りをするということです。

 

例えば、利用者を障害の程度が軽い子に限定すれば必要な職員も設備も限られるので運営はしやすくなりますが、それでは完全に経営者目線になってしまいます。

さまざまな障害特性を持つ子ども達一人ひとりに適切な療育が提供できるように療育の質を向上させることが、利用者目線の教室を作っていく上では重要です。

 

そのために、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、心理指導担当職員といった専門職の関与を促していくことが理想的だと言えます。

厚生労働省が定めている放課後等デイサービスガイドラインの設置者・管理者向けガイドラインの中にも具体的に記されています。

 

■子どものニーズに応じた適切な支援の提供と支援の質の向上

  • 環境、体制整備
  • PDCAサイクルによる適切な事業所の管理
  • 従業員等の知識、技術の向上
  • 関係機関、団体や保護者との連携

(参照:放課後等デイサービスガイドライン|厚生労働省

 

また、放課後等デイサービスは障害を持つ子ども達の家庭、学校に次ぐ第3の居場所としての役割あります。

支援の質を向上させること、さらにすべてのお子さんが楽しく安心して過ごせるよう教室を作ることが、結果として利用者を増やすことにつながっていくのです。

設備・備品・掲示物を整える

放課後等デイサービスは6歳〜18歳の子ども達が通い、児童発達支援も行っていれば未就学児も利用する場所です。そのため、施設の安全性や衛生面には特に配慮が必要です。

  • 怪我をしない工夫
  • 視覚誘導表示
  • 感覚過敏がある子の刺激にならない色使いや調光の工夫

など、細かい部分にまで配慮した環境設定が大切です。

画像は、当教室の指導訓練室の一例です。床には怪我防止のマットを敷き、設備や掲示物も刺激にならないよう必要最低限のものにしています。

 

放課後等デイサービスの施設には、前述したような設置基準があります。

 

「指導訓練室」

「事務室」

「相談室」

「トイレ・洗面」

「静養室(必須ではない)」

などです。

 

指導訓練室には療育に使用する器具、事務室や相談室には椅子と机、パソコン、棚、鍵付き書庫などの備品が必要です。

ほかにもタオルやティッシュペーパーなどの消耗品、子ども達の遊び道具などを揃えなければなりません

 

私たちの放課後等デイサービスでは運動療育を主軸としていますが、大がかりな設備や運動器具は不要です。

跳び箱、鉄棒、マット、フラフープ、ボール、ゴム紐があれば十分なので、初期費用としては大きくかかりません。

 

こどもプラスでは、教室の設備、備品、掲示物についてもすべての情報を提供しているので、初めて教室を開所される方でも安心です。

健全な経営に不可欠な運営管理書類

事業所を経営していく上では、各種契約書やマニュアルなど多くの書類を作成、管理していかなければなりません。

 

〈運営管理書類の一例〉

  • 雇用契約書
  • シフト管理表
  • 月間利用予定表
  • 送迎管理表
  • 日々の記録用書類
  • 契約時の必要書類
  • 防災マニュアル
  • 虐待防止マニュアル
  • 感染症対策マニュアル

 

など多岐に渡ります。すべて作成するとなればかなりの労力を要します

 

しかし、運営管理書類は不正を防ぎ健全な運営をしていくためにも欠かせないものです。

放課後等デイサービスの事業所数が増えている現在の状況下では、経営難に陥る事業所も相次ぎ、利用者数や利用回数、職員数を水増しして報酬を不正に請求して行政処分を受ける事業所も後を断ちません。

 

不正を防ぐには、日々の利用記録を確実に残しておくことが大切で、そのために運営管理書類は非常に重要な役割を持ちます。

こどもプラスでは教室運営に関するすべての必要書類の雛形を提供しているので、オーナー様の負担を軽減し健全な経営につなげられます。

開設前研修で職員のスキルアップ

放課後等デイサービスは、障害を持つ子ども達を支援し育てていく場所です。

そのため、子ども達と実際にかかわる職員は知識やスキルを確実に習得しておく必要があります。

 

こどもプラスでは教室の開所に向けて、指導方法、運動療育、安全管理、教室管理、送迎方法、シフトの組み方、実地指導などについて座学と現場研修を行い、職員指導をしています。また、教室開所後も運動指導や集客テクニック、リスクマネジメントなど各種研修会を行い安定した経営ができるようサポートをしていきます。

 

放課後等デイサービスを利用するお子さんや保護者と早い段階で信頼関係を築き、継続利用につなげていくためにも、職員の育成や定期的な研修には力を入れており、フランチャイズ本部としても責任を持って取り組んでいます。

最も重要なのは安全で裏付けがある療育プログラム

放課後等デイサービスの利用者である子ども達やその保護者は、療育による日常生活での困りごとの軽減や良い変化、将来的な自立を目的に通っています。

そのため、療育による良い変化がなかなか見られなかったり、子どもが行きたがらなかったりするとすぐにほかの教室に流れてしまいます。

 

利用者を引きつけることができる教室とできない事業所の最も大きな違いは、専門性が高く効果についてしっかりと裏付けがある療育プログラムが提供できるかどうかという点です。この点については、以前の記事でも取りあげていますのでご覧ください。

制度開始から10年。放課後等デイサービスで生き残るたった1つの条件

 

私たちには、40年近く子ども達と実際に関わることで創り上げてきた独自の運動プログラムがあります。

この運動プログラムを行うと脳機能に良い影響をもたらすことが研究によってわかっており、脳機能障害である発達障害の子ども達の脳機能の改善にも効果があることが実証されています。

 

保護者の方にも、実際の実験データを見せて説明すると納得していただけるので、他社と差別化でき集客につながる素晴らしい療育プログラムだと自信を持って提供できます。

私たちが提供している療育プログラムについては、こちらをご覧ください。

柳沢運動プログラムについて

こどもプラスは開所後のサポートも充実

教室が開所できたら終わりではありません。集客、教室管理、職員研修など常に行っていかなければならないことも多く、運営していく上ではコストの問題や職員間のトラブルなどさまざまな問題も起こってきます。

 

安定した教室運営のために、こどもプラスでは教室開所後のサポートも充実しています。

  • 人材採用サポート
  • 教室作りサポート(備品の購入から設置までのアドバイス、ステッカーやのぼり、運動用具、プレゼントなど)
  • 各種保険の手続き
  • 集客(営業)サポート
  • 職員研修サポート
  • 体験会サポート
  • 運営サポート(SV教室訪問、コスト管理、チームのまとめ方など)

 

上記のように幅広くサポートを行っていきますので、フランチャイズ加盟のメリットを十分に感じていただきながら安心して教室運営ができるはずです。

こどもプラスのブランド力とノウハウを提供します

私たちが長年放課後等デイサービス事業で成功し続けているのは、質の高い療育を提供し利用者目線の教室運営をすることで、利用者からの信頼を得続けているからです。

この、長年かけて培ってきた私たちの信頼、スキルやノウハウはフランチャイズに加盟することで大いに活用していただけます。

 

私たちと一緒に、未来ある子ども達を育てる放課後等デイサービスという事業で社会貢献をしませんか。こどもプラスのフランチャイズ事業に、ご興味のある方は「お問い合わせページ」よりご連絡ください。

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