「逆さバイバイ」と自閉症の関係性。 放課後等デイサービスのフランチャイズ
この記事では、逆さバイバイの行動をわかりやすく説明しています。
また自閉症(ASD、自閉スペクトラム症)と逆さバイバイの関係についても紹介します。
逆さバイバイとは
「逆さバイバイ」とは、相手に手を振られたときに、手のひらを自分側に向けてバイバイをすることです。
一般的なバイバイは、手の甲を自分側に、手のひらを相手側に向けます。子どもが、これを逆にすることで、異変に気づく親御さんも多いかもしれません。
これって自閉症?逆さバイバイしたけど問題はない?
とくに逆さバイバイは自閉症児に多く見られる行動です。逆さバイバイをする子は自閉症および発達障害の疑いがある、と言われることがあります。
なぜなら、自閉症の人に見られる特徴の1つが逆さバイバイだからです。育児の中で、こういった行動が見られると、不安になるママも少なくないようです。
しかし、逆さバイバイをしただけでは、自閉症と特定することはできません。定型発達の子ども逆さバイバイをするケースはあり、問題ないこともあるのですが、心配だという人は、ネットでいろんな情報を収集をするのも1つではありますが、専門的な医療機関で一度相談してみると良いでしょう。
どういった理由で、逆さバイバイになるのか、自閉症との関係性を見ていきましょう。
自閉スペクトラム症と逆さバイバイの関係
自閉症は、ASDや自閉スペクトラム症と呼ばれる発達障害の1つです。
自閉症の原因はまだ解明されておりませんが、自閉症は生まれつき脳機能に問題があることはわかっています。
そのため相手の立場になって考える、見るといったことが苦手です。
自閉症児による逆さバイバイの原因
定型発達の子は、「バイバイ」と手を振られたとき、
相手の動作を鏡に写すように自分の動作に置き換えることができます。
そのため相手に手のひらを向けて手を振ることが可能です。
しかし自閉症の人は、相手が手のひらをこちらに向けているため、
自分も手のひらを自分に向けて手を振ってしまいます。
「逆さバイバイ」以外にもある自閉症の行動パターン
他にも、自閉症児に見られる特徴的な行動パターンはいろいろあります。
2歳~3歳前までは成長発達に大きな個人差があるためになかなか
はっきりと診断はされないことが多々あります。
気になる症状がいくつもあり、それが消えていかない場合は
早めに専門機関に相談することをおすすめします。
自閉症のことをもっと知りたい方はこちらの記事も参考にしてみてください。
- 挨拶が苦手な自閉症児ですが無理やりさせることは避けなければいけません。
- 自閉症の子は空間認知能力が劣っていることがあり、生活面で困難があります。
- 自閉症スペクトラムでの奇声やひとり言は無理にやめさせてはいけません。
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