運動が苦手でも発達段階に合わせてステップアップできる療育プログラム
近年、高齢出産の増加に伴って胎児の先天性疾患の
有無を調べる「出生前診断」についてよく話題に
なることがあります。
出生前の検査にはいろいろな種類のものがありますが、
この検査でわかる病気の中でも代表的なのが
染色体異常によって起こる「ダウン症」です。
関連記事:高齢出産の増加で障害児も増えています。
ダウン症の子どもの特徴
ダウン症は正式名称を「ダウン症候群」といい、
約600~800人の1人の割合で産まれると言われています。
ダウン症では母親の年齢によって発現率が異なり、
妊娠年齢が上がるほど確率も高くなっています。
ダウン症の人は共通して特徴的な顔つきをしていて、
知的発達の遅れ、筋肉の緊張度の低さ、
心臓や呼吸器、目、耳、鼻などへの合併症を伴うことが
多く、全体的にゆっくり発達していきます。
関連記事:ダウン症を持つ赤ちゃんの特徴
発達レベルに合わせた運動療育プログラム
発達のペースがゆっくりなダウン症の子ども達ですが、
その子に合った適切な関わり方、療育を通して
発達は促されていくので、その子に合う環境の中で
たくさんの経験を積んでいけるようにすることが
大切になります。
放課後等デイサービスはダウン症を持つ子ども達も
利用することができる施設で、私たちの教室にも
たくさんの子ども達が通い療育を受けています。
筋肉量が少なく、筋緊張の低さがあり
運動の苦手さや怪我への配慮が特に必要な子ども達
ですが、私たちの用いている運動療育プログラムは
1人1人の発達段階や運動能力などに合わせて
個々に調整ができ、そういった指導ができる指導員も
各教室に揃っています。
関連記事:筋肉に弱さがあるダウン症でも安心して通える放課後等デイサービス
運動によって生きる力が育つ
運動が苦手だったり体がうまく使えないと
運動から遠ざかってしまいがちですが、
そういう子ども達ほど、怪我を防いだり日常生活の
生活スキルを向上させていくために
体を動かし育てていくことが大切なのです。
運動の内容も幅広く、0歳や1歳児から行える
ふれあい遊びから始まり、無理のない範囲で
その子に合わせてどんどんステップアップが
できるようになっています。
その中で基礎的な体力や筋力、運動能力を自分の
ペースで着実に身に付け、友達と遊ぶことの楽しさや
人間関係の構築の仕方、その他生活に役立つ様々な
力を遊びを通して育てていきます。
関連記事:運動療育でダウン症の知的発達・運動発達の遅れを改善|放デイのプログラム
こどもプラスが目指す療育活動
動きの中では跳び箱、鉄棒、縄跳びなどを使いますが、
技術習得が目的ではなく子ども達がまずは体を動かす
ことを好きになり、その結果として運動技術がついて
くるという形を目指しています。
やはり私たちが心身共に健康に生涯を過ごし、
趣味や仕事、遊びや勉強などあらゆる活動を
充実させていくためには、子どもの頃からの日常的な
運動によってベースとなる体作りをしておくことが
とても重要になります。
なので、全ての子ども達が安全に楽しく経験を
積みながら、それを生きる力にしていけるように
工夫した療育活動をいきたいと思います。
療育活動の詳しい内容は「注目される運動療育!療育の軸としての柳沢運動プログラム」でご紹介しています。
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