発達障害の子どもが抱える自己否定の問題
中学を卒業して大人になっていくほど、同じ属性の
人たちと過ごしていくようになるので、子ども時代に
生き辛さを感じていた人も段々と過ごしやすくなるものです。
そう考えると、ただでさえフラストレーションがたまり
やすい環境の中で、発達障害があり、その特性を持って
いて人間関係やコミュニケーションの面で苦手さがある
子ども達にとっては、幼稚園や保育園から始まり
小中学校時代は特に、自分自身の頑張りだけで生きて
いくのはとても苦痛やストレスの多いものになって
しまいます。
思春期から起こりやすくなる発達障害による二次障害の問題
人が社会の中で生きていく上で最も悩みやすく深刻に
なりやすいのが、人間関係の問題です。
発達障害で一番問題になるのは、特性による困り事という
よりもそこから起こっていく二次的な症状ですが、
その多くが周囲の人との関係の中で起きていきます。
そして二次的な症状は、小さい頃よりも思春期やそれ以降という
ように、年齢が上がるにつれて起こりやすくなります。
もちろん小さい頃からの失敗経験の積み重ねもありますが、
成長してくると自分と友達を比べて、「自分だけができない」
「自分はダメな人間なんだ」と自己否定をしたり劣等感を
抱いたりするようになるからです。
関連記事:早期療育で二次障害の予防や効果的に能力を伸ばすことができます。
発達障害の子どもの自己否定を防ぐために周囲ができること
自己否定を防ぐためにも、小さい頃から自分と他人は違う
人間で比べるものではないという理解を促し、
1人1人の良いところをたくさん伝えて褒めてあげながら
さらにそこを良い方向に伸ばしていけるように働きかけて
いくことが大事になります。
そして、それと同時に社会性やコミュニケーション力など、
今後生きていく上で必要になる様々なスキルを、無理なく
1人ひとりのペースで身に付けていけるような療育活動が必要です。
関連記事:発達障害支援だけではない!二次障害を防ぎ将来に向けた療育を行う放デイ
発達障害の子どもの自己肯定感を上げるには運動療育がおすすめ
私たち「こどもプラス」の教室では運動療育「柳沢運動プログラム」を提供し、
子ども達の成長発達をサポートしています。
実は運動量と会話量は比例すると言われているのですが、
提供している運動プログラムの中では、さらに遊びの流れの
中で自然にスキルを身に付けていけるように工夫しています。
それを専門の指導を受けた指導員が行うので、子ども達は
遊びを楽しみながらとても効率的に力をつけられ、
着実にステップアップしていくことができます。
いつも子ども達の5年後や10年後の姿を想像しながら、
今できる最善の支援を『こどもプラス』では提供していきます。
私たちの放課後等デイサービスの教室は、全国にフランチャイズ
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