療育でパニックを減らしスムーズな生活をサポートします。 放課後等デイサービスのフランチャイズ
「クワイエットアワー」という言葉をご存じでしょうか。
これはイギリスなどで行われている取り組みで、
商業施設などで特定の曜日・時間帯に限って視覚や聴覚などの
感覚過敏がある人達のために店内の照明や音楽などを緩和し、
買い物をしやすくするというものです。
「感覚」というものは、目に見えず1人1人感じ方も違うので、
その辛さはなかなか理解されにくいことがあります。
しかし、他の人たちが何とも思わないことでも、ある人にとっては
耐え難い苦痛になっていることもあるということを
少し想像できれば良い方向に向かっていけると思います。
例えば、日常生活での買い物や食事の場面だったり、
映画鑑賞、スポーツ観戦など他の人が何気なく行っていることが、
感覚過敏を持つ人にとってはとてもハードルが高いことだったりします。
これを少し工夫して楽しめるようにするには、
いろいろな方法があると思います。
クワイエットアワーは、時間帯で音や光などの刺激を抑制する
ものですが、同じように刺激を抑えた部屋で楽しめるようにしたり、
近くにカームダウンスペースがあるだけでも違ってきます。
発達障害を持つ人たちにはそれぞれに違った特性があり、
様々な困り事を日々感じながら生活しています。
子どものうちは、その困り事に対してまだうまく対処が
できなかったりするので、どうしてもパニックを起こしやすい
ということがあります。
いつもと違うこと、先がわからない状態、うまくいかないことが
あったなど不安や緊張状態が続いた時、感覚過敏によるストレスの
蓄積もパニックの原因になります。
パニックを起こしている時は暴れてしまうこともあります。
その時に何かを言っても耳に入らないので、
まずは安全で刺激の少ない場所に行って、気持ちを落ち着ける
ということが必要になります。
なので、パニックを起こしそうな時、起こしてしまった時にも
近くに落ち着ける場所や空間があれば、子ども自身も一緒にいる
保護者にとっても安心につながり、外出がしやすくなる1つの
きっかけになるかもしれません。
また、パニックやかんしゃくを減らして落ち着いて生活を
送れるようにするためには、感情コントロール力や思考の柔軟性を
身に付けたり、自分なりの対処法を身に付けていくことが
大事になってきます。
そのためには、やはり療育を受けることが重要になります。
関連記事:発達障害児のパニックはやめさせるより「起こさせない」が基本です。
私たち「こどもプラス」が提供している療育は運動療育が主軸ですが、
運動には感情コントロール力や思考の柔軟性、集中力や判断力、
記憶力など、子ども達に必要な力を効率的に育てやすいという
利点があります。
しかも楽しく行える活動ではその効果が高まるので、
楽しく体を動かす運動あそびという活動は、子ども達の学びの場
として最高の場所であるといえます。
また、運動にはストレス発散や体調を整える、生活リズムを
整えるなどの効果もあり、成長段階の子ども達にとっては
とても重要な要素になります。
子ども達の成長発達を総合的に促しながら、
個々のニーズに合った丁寧な療育で未来ある子ども達を
しっかりとサポートしていきたいと思います。
私たちの放課後等デイサービスの教室は、全国にフランチャイズ
展開しています。
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