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発達障害の原因や予防法は未解明ですが早期の気付きが重要です。 放課後等デイサービスのフランチャイズ

発達障害は遺伝するのか、ということについては
よく話題になることの一つだと思いますが、
遺伝的な要因は一定程度関係しているものの
遺伝だけが原因ではないとされています。
実際に、親や兄弟が発達障害だからといって
必ずしも発達障害を発症するというわけではありません。
発達障害の原因は、遺伝要因だけでなく他の様々な
環境要因など複数の要因が重なっているとされています。
ですが、現在の段階では正確には解明されておらず、
予防方法などもわかっていません。

また、発達障害は産まれる前の出生前検査や
生後すぐの検査などではわからず、
発達の過程でわかってくるのが特徴です。
子育てをしていて違和感を感じる部分があったり
気になることがあれば、早めに相談をすることが
その先の大きな困り事を防ぐことにも
つながるので、とても大切なことです。

ただ、子どもの成長発達には個人差がつきものです。
例えばADHDの診断基準を見てみても、
代表的な3つの症状である
「不注意」「多動性・衝動性」についての
それぞれの項目で6つ以上の症状が当てはまり、
尚且つそれが
・しばしば6か月以上認められる
・患児の発達水準から予測されるよりも著しい
・少なくとも2つ以上の状況(家庭と学校など)で
見られる
・12歳以前に(少なくともいくつかの症状が)
見られる
・家庭、学校、または職場での機能を妨げている
といった条件を満たす必要がある。
とされているように、
発達障害の特徴と言われているような症状が
少し見られる程度で気にしすぎる必要はありません。
大事なことは、子どもが困り事を感じているのであれば
それを改善してあげるために早期に
対処してあげるということです。

発達障害がわかる時期はその種類によっても差がありますが、
ASD(自閉症スペクトラム)は2~3歳頃に
乳幼児健診などで指摘されることが多いようです。
ADHD(注意欠如/多動性障害)は、その特性である
多動性衝動性が幼少期ではよく見られるものであることから、
4~5歳頃に気付くことが多いと言われます。
LD(学習障害)は、学習が始まる小学校入学後に
見つかることが多いのが特徴です。

発達障害の特性があると、日々の家庭・学校での生活や
いろいろな場面で困り事を抱えていることが多くあります。
子ども自身は最初からその状況なので、
困っていること自体に気付けず周りに訴えることができない
場合や、困っていても人に伝えることが苦手な場合も多いので、
周囲の大人が気付いてあげることがとても大切になります。
周囲が本人の特性をしっかりと理解して適切な関わりをし、
その子に合った療育を行っていければ、
困り事の悪循環から抜け出し適切に能力を良い方向に
伸ばしていくことができるようになります。

環境調整、行動療法、ソーシャルスキルトレーニング、
ペアレントトレーニング、必要に応じて薬物治療の併用など
その子に最も適切な方法で支援を行いながら、
将来に向けてサポートをしていくことが大切で、
そのためには専門知識も欠かせません。
私たちの放課後等デイサービスでは、職員の勉強会や
研修なども行ないながら、子ども達に丁寧な関わりが
できるようにしています。

私たちは、放課後等デイサービスでこうした意識の元に
発達障害やその特性を持つ子ども達に療育活動を
提供しています。
療育によってできなかったことができるようになったり、
辛い思いをすることが減ったり、
友達とうまく関われるようになったり、
好きなことがもっと上達したり、様々な良い変化によって
子ども達の毎日が笑顔になっていきます。

私たちの放課後等デイサービスの教室は、
全国にフランチャイズ展開しています。
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